公認心理師

【公認心理師の診療報酬】平成30年度以降どうなるかを予測してみたい

黄色い救急車のミニカー
臨床心理技術者
臨床心理技術者

いよいよ公認心理師資格制度がスタートするなぁ

医療機関に勤めているけど、診療報酬はどうなるんだろう?

IKEDA
IKEDA

こういった疑問に答えるため、今日は公認心理師の診療報酬について解説します。

公認心理師ができると診療報酬がどうなるのか不安に思っている人も多いのではないでしょうか?

すでに有識者によって、平成30年度と31年度について話し合われています。

厚生労働省の資料から公認心理師の診療報酬について、だいぶ明らかになってきました。

この記事を読むことで「公認心理師の診療報酬が今後どうなっていくのか?」がわかります。

 

公認心理師の診療報酬(平成30年度)

建物の中の風景

公認心理師の診療報酬については、厚生労働省の中央社会保険医療協議会 (中央社会保険医療協議会総会)に資料があります。

第378回資料の「個別事項(その7)について」のpdfファイルをご覧ください。

20ページから公認心理師についての記載があります。

まず、前提として、現在心理職で診療報酬が認められているのは、「臨床心理技術者」だけです。

そして、22ページに「平成30年度以降の診療報酬上の公認心理師の取扱い(案)」があります。

 

結論から言うと、次のようになります。

平成30年度の診療報酬
  • 平成30年4月以降、診療報酬上の心理職の範囲を公認心理師にしてはどうか
  • 平成30年度は、従来の臨床心理技術者を公認心理師とみなす

平成30年4月以降、診療報酬上の心理職の範囲を公認心理師にするという案です。

しかし、公認心理師が誕生するのは平成30年9月以降なので、これは言葉の上だけのことかと思います(^^;

従来の臨床心理技術者を公認心理師とみなすので、実質変わりはありません。

 

公認心理師の診療報酬(平成31年度)

病院内のベッド

平成31年度は、どうなるのでしょうか?

平成30年9月に第1回公認心理師国家試験が実施され、公認心理師が誕生している状態です。

 

結論から言うと、次のようになります。

平成31年度の診療報酬
  • 第1回公認心理師国家試験に合格した公認心理師が対象
  • 平成31年3月末まで保険医療機関で従事していた臨床心理技術者を公認心理師とみなす
  • 平成31年4月以降新たに臨床心理技術者として従事する者のうち公認心理師の受験資格を有する者を公認心理師とみなす

平成30年4月以降、診療報酬上の心理職の範囲を公認心理師としています。

そのため、第1回公認心理師国家試験に合格した公認心理師が対象となります。

そして、平成31年3月末まで医療機関で従事していた臨床心理技術者、平成31年4月以降新たに臨床心理技術者として従事する者のうち公認心理師の受験資格を有する者を公認心理師とみなします。

これにより臨床心理技術者、公認心理師、公認心理師受験資格を持つ人が対象になり、特に困る人はいないように見えます。

 

しかし、平成31年4月以降、新たに医療機関で働く場合、公認心理師か公認心理師の受験資格を持つ人が応募要件や採用条件になる可能性があります。

 

公認心理師の診療報酬(それ以降)

テーブルの上に散らばった薬

それ以降はどうなるのでしょうか?

まず、平成30年度と平成31年度の「公認心理師とみなす」というのは、経過措置です。

資料にも、「公認心理師が一定程度養成されるまで」という文言があります。

経過措置は、あくまで経過措置なので、いずれ終了します。

 

そして、ここからは完全に私個人の意見です。

私は診療報酬の経過措置が終了するのは、公認心理師の受験資格の経過措置が終了するのと同じタイミングになるのではないかと思っています。

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公認心理師の受験資格で現任者(Gルート)の経過措置が、5年です。

5年後、すべて診療報酬上の心理職の範囲は、「公認心理師」のみになるのではないかと思っています。

 

そのため、保健医療機関の現任者は、早めに公認心理師資格を取得した方が良さそうです(^^;

また、今後、保健医療機関で働こうと思っている人も、早めに公認心理師資格を取得することをおススメします(^^;

公認心理師の試験対策は、【公認心理師の試験対策】とりあえずコレだけ!合格への最短距離で解説しています。

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公認心理師が診療報酬の対象になった場合、病院、医療機関での勤務を希望する公認心理師、医療機関に通うクライエントそれぞれにメリットがあります。

病院は、カウンセリングを公認心理師に任せることができるため、医師の負担を減らすことができ、しかも診療報酬を受け取ることができます。

医療機関での勤務を希望する公認心理師にとっては、雇用の機会が増えることになります。

医療機関に通うクライエントは、安い料金でカウンセリングを受けることができるようになります。

 

しかし、なんとなく精神科医系団体の思惑通りに事が進んでいるように感じるのは私だけでしょうか?(^^;

 

まとめ

窓の多いベージュ色の建物

公認心理師の診療報酬については、以上です。

注意していただきたいのは、今回の話はすべて決定事項ではないということです。

ただし、これまでの診療報酬改定の歴史からして、大きな変更もないと思われます。

 

正式には、2018年3月に厚生労働省のホームページで発表されます。

厚生労働省を含む公認心理師の最新情報の入手方法は、【公認心理師の最新情報】入手方法を教えます!【まとめ】で解説しています。

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また、今回触れませんでしたが、「公認心理師が開業した場合に診療報酬の対象になるのか?」といった疑問があるかと思います。

個人的にはそれを望んでいますが、医療費が増加していることもあり、現時点では正直厳しいと思います。

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