公認心理師

公認心理師試験の合格基準は60%以上 ← 配点は見直すべし

公認心理師試験の合格基準は60%以上 ← 配点は見直すべし

第2回公認心理師試験の合格基準は低くなるという人もいれば高くなるという人もいたけど、実際どうだったんだろう?…公認心理師試験の合格基準について知りたい!…さらに、今後の合格基準がどうなっていくのかについても教えてほしい!

IKEDA
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こういった疑問に答えるため、今回は公認心理師試験の合格基準について解説します。

公認心理師試験の合格基準について知りたいと思っている人も多いのではないでしょうか?

また、今後の合格基準がどうなっていくのか知りたい人もいると思います。

この記事を読むことで公認心理師試験の合格基準、さらに今後の合格基準がどうなっていくのかについて説明します。

公認心理師試験の合格基準

公認心理師の合格基準

まず、現在の公認心理師試験の合格基準について説明します。

総得点の60%以上

第1回公認心理師試験の合格基準は、230点満点中138点(60%)以上で合格でした。

正確には、追加試験では不適切な問題があったため229点満点の人もいましたが、ここでは230点満点として考えます。

第2回公認心理師試験の合格基準も、230点満点中138点(60%)以上で合格でした。

正確には、第2回公認心理師試験では不適切な問題があったため228点満点、229点満点の人もいましたが、ここでは230点満点として考えます。

午前問題、午後問題ともに77問出題され、それぞれ一般問題58問、事例問題19問でした。

公認心理師試験

【午前】問題数77問 一般問題58問 事例問題19問

【午後】問題数77問 一般問題58問 事例問題19問

ただし、配点には注意が必要

第1回公認心理師試験を午前問題と午後問題に分け、それぞれ一般問題と事例問題の問題数、配点から合計得点をまとめてみました。

まず、午前問題についてです。

公認心理師試験の午前問題

一般問題 58問 × 1点 = 58点

事例問題 19問 × 3点 = 57点

【問題数】77問 【合計得点】115点

次に、午後問題についてです。

公認心理師試験の午後問題

一般問題 58問 × 1点 = 58点

事例問題 19問 × 3点 = 57点

【問題数】77問 【合計得点】115点

午前と午後で全く同じですね。

これらを合計すると154問230点満点の試験となります。

ただ、気をつけないといけないのは、午前午後ともに事例問題の配点が3点となっている点です。

そのため、一般問題は116問なのに対して事例問題が38問と問題数は約1/3なのですが、配点は一般問題が116点なのに対して事例問題が114点とほぼ同じになります。

公認心理師試験の合格基準は今後どうなっていくのか?

公認心理師の合格基準が今後どうなっていくのか?

では、公認心理師試験の合格基準は今後どうなっていくのでしょうか?

事例問題の配点見直し

結論から言うと、事例問題の配点を見直す可能性があると思っています。

というか見直すべきだと思っています。

一般問題が1問1点なのに対して事例問題が1問3点というのは高すぎます。

仮に事例問題に全問正解した場合、合格基準に到達するためのシュミレーションをしてみました。

まず、午前問題についてです。

事例問題に全問正解した場合

一般問題 12問 × 1点 = 12点

事例問題 19問 × 3点 = 57点

【正答数】31問 【合計得点】69点

次に、午後問題についてです。

事例問題に全問正解した場合

一般問題 12問 × 1点 = 12点

事例問題 19問 × 3点 = 57点

【正答数】31問 【合計得点】69点

午前問題、午後問題ともに一般問題58問中12問しか正答しなくても、合計138点となり合格できてしまいます。

一般問題116問中24問ということで、21%に満たない正答率で合格する計算です。

もちろん、事例問題が全問正解すればの話ですが一般問題で2割程度しか取れない人が合格するのは正直どうかと思います

第1回公認心理師試験については、2018年9月9日の試験から2018年11月30日の合格発表まで約2ヶ月半以上の期間がありました。

その間に、合格者数について色々なシュミレーションを行ったと考えています。

具体的には、最初に全ての問題を1問1点で計算してみたのではないでしょうか?

しかし、想定しているよりもはるかに合格者数が少なかった…

そこで1問につき2つ回答するものについて、それぞれの回答につき1点ずつの配点にして再計算…

しかし、想定しているよりもかなり合格者数が少なかった…

そこで、今度は事例問題の配点を1問2点で計算…

しかし、それでも想定している合格者数に満たなかった…

そこで最後の手段として事例問題の配点を1問3点で計算…

すると合格者数が想定していた人数に達した…

あくまでも推測ですが、このようなシュミレーションを行った結果、事例問題を1問3点にしたと考えています。

そして、第2回公認心理師試験も一般問題は1問1点、事例問題は1問3点でした。

おそらく特例措置がある経過期間中は、この配点は変わらないでしょう。

一般問題、事例問題に基準点

今後は一般問題、あるいは事例問題に基準点が設けられるのではと思っています。

理由は、公認心理師カリキュラム等検討会報告書の30ページで合格基準について次のように記載されているからです。

全体の正答率は60%程度以上を基準とする。基本的能力を主題とする問題の正答率は、試験の実施状況を踏まえ、将来的に基準となる正答率を定める

公認心理師カリキュラム等検討会報告書

ここで基本的能力を主題とする問題が、何を指しているのかは分かりません。

仮に一般問題だとすれば、全体として60%以上の正答率だったとしても一般問題が基準となる正答率に達していなければ不合格になるのではと思っています。

同じく事例問題だった場合、全体として60%以上の正答率だったとしても事例問題が基準となる正答率に達していなければ不合格になるのではないかと考えています。

分野毎に基準点

可能性としてはかなり低いとは思いますが、分野毎に基準点を設けることもあり得ます。

公認心理師は保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の5分野で活躍することが期待されています。

そのため、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働のそれぞれの分野で最低何%以上という基準を設け、その基準を超えなければ不合格とするようなことがあるかもしれません。

公認心理師試験の合格基準が変わっても合格する方法

公認心理師の合格基準が変わっても合格する方法

一般問題、事例問題どちらでも得点できる

これまで話してきたように第2回公認心理師試験では事例問題の配点が1問3点と高く、かなり現任者に配慮していたように思います。

しかし、今後はどうなるか分かりません。

そのため、一般問題、事例問題どちらでも得点できるようにすることが重要です。

そして、これは公認心理師に限ったことではありません。

大学院時代に将来臨床しかしないからという理由で心理統計や心理研究法についてあまり勉強しない人がいましたが、とても残念なことだと思います。

基礎と臨床が車の両輪であるように、一般問題も事例問題も両方解けるように努力すべきです。

どの分野でも得点できる

公認心理師は、5分野で活躍することが期待されています。

そのため、分野毎に基準点が定められたとしても、ある程度どの分野でも得点できる必要はあると思います。

もちろん、5分野すべてで経験がある人は、なかなかいないと思います。

そのため、得意分野や不得意分野があるのは仕方がありませんが、ある程度どの分野であっても得点できるように努力する必要はあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

公認心理師試験の合格基準、今後合格基準がどう変わっていくのか、さらに合格基準が変わったとしても合格する方法について説明しました。

今後も合格基準や配点がどうなっていくのか要注目ですね。

公認心理師の合格基準

公認心理師試験の合格基準

  • 総得点の60%以上
  • ただし、配点には注意が必要

公認心理師試験の合格基準は今後どうなっていくのか?

  • 事例問題の配点見直し
  • 一般問題、事例問題それぞれに基準点
  • 分野毎に基準点

公認心理師試験の合格基準が変わっても合格する方法

  • 一般問題、事例問題どちらでも得点できる
  • どの分野でも得点できる
第1回公認心理師試験と今後について解説【変更すべき】
第1回公認心理師試験と今後について解説【変更すべき】第1回公認心理師試験の概要、さらに公認心理師試験が今後どうなっていくのかを説明しています!これから公認心理師試験を受験しようと思っている人に参考にしてもらえれば嬉しいです!...