【疑問】看護師でも公認心理師になれるのかお答えします

「看護師でも公認心理師になれるって聞いたけど、本当なのかなぁ・・・」

「そもそも看護師に公認心理師試験の受験資格があるの?」

こういう疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、看護師でも公認心理師になれるのかについて解説します。

結論から言うと、看護師でもいくつかの条件を満たすことで公認心理師になることができます。

この記事を読むことで看護師でも公認心理師になれるのか、看護師が公認心理師になる方法、看護師が公認心理師試験に合格する方法について解説します。

看護師でも公認心理師になることができる

看護師でも公認心理師になることができる

冒頭で話したようにいくつかの条件を満たせば、看護師でも公認心理師になることはできます。

では、実際にどのくらいの看護師が公認心理師人なっているのでしょうか?

日本心理研修センターの「公認心理師試験受験申込時における調査・アンケートの結果について」に受験者の保有資格について掲載されています。

下記の表は、第2回公認心理師試験の受験者に行った調査結果です。

第2回公認心理師試験受験者の保有資格

保有資格は教員(幼稚園~高等学校)、臨床心理士、精神保健福祉士、社会福祉士、保育士、看護師の順となっています。

第2回公認心理師試験では教員(幼稚園~高等学校)が臨床心理士を抜いて、1番多くなっています。

看護師は902人となっていて、全体の6.15%を占めています。

下記の表は、第1回公認心理師試験の受験者に行った調査結果です。

第1回公認心理師試験受験者の保有資格

保有資格は臨床心理士、教員(幼稚園~高等学校)、精神保健福祉士、教員(大学・大学院)、臨床発達心理士、社会福祉士、保育士、学校心理士、特別支援教育士、看護師の順となっています。

第1回公認心理師試験では、臨床心理士が圧倒的に多いですね。

看護師は857人となっていて、全体の2.38%を占めています。

これらの調査結果が示しているのは、正確に言うと看護師ではなく看護師資格を持つ人です。

しかし、この中には普段から看護師として働いている人もたくさんいるでしょう。

看護師が公認心理師になる方法

看護師が公認心理師になる方法

看護師が公認心理師になる方法について解説します。

こちらは看護師に限らず、公認心理師になる方法は誰でも同じです。

①受験資格を取得する

公認心理師になるには公認心理師試験に合格する必要があります。

しかし、公認心理師試験は誰でも受験できるわけではありません。

そのため、まずは公認心理師試験の受験資格を取得する必要があります。

公認心理師の受験資格については【完全】公認心理師の受験資格8パターン全てを分かりやすく解説をご覧ください。

看護師が公認心理師試験を受験する場合、Gルート(現任者)で受験する人が多いと思います。

その場合、Gルートでの受験資格を取得する必要があります。

ちなみに、Gルートでの受験に職種は関係ありません。

日本心理研修センターのホームページにも、下記の記載があります。

Q どのような職種だと現任者として認められますか。

A 現任者の要件に職種は含まれていません。業務内容について,勤務先の証明権限のある代表者が,公認心理師法第2条第1号,第2号及び第3号の内容があると判断して,受験申込時の実務経験証明書に証明した場合,職種によらず,現任者としての可能性はあります。

日本心理研修センター:Q&A

つまり、看護師だから受験できるとか受験できないとかいう話ではないのです。

Gルートの要件を満たしていれば、誰でも受験資格を取得できます。

公認心理師のGルートについては【明解】公認心理師のGルートについて分かりやすく解説をご覧いただくのが良いと思います。

②公認心理師試験に合格する

当たり前ですが、公認心理師試験の受験資格を取得した後に公認心理師試験に合格する必要があります。

ちなみに、第2回公認心理師試験の合格率は全体で46.4%、Gルートは41.8%でした。

大学院を修了したばかりのD2ルートでも合格率は58.8%でした。

この合格率から、決して簡単に合格できる試験ではないことが分かると思います。

公認心理師試験の合格率については【2019年】第2回公認心理師試験の合格率から分かることで詳しく解説しています。

③公認心理師登録簿に登録される

ときどき勘違いしている人が多い気がするのですが、公認心理師試験に合格したからといって「公認心理師」を名乗れるわけではありません。

公認心理師登録簿に登録されて、はじめて「公認心理師」を名乗ることができます。

これでようやく、公認心理師になることができます。

看護師が公認心理師試験に合格する方法

看護師が公認心理師試験に合格する方法

ここでは、普段は看護師として働いている人が公認心理師試験に合格する方法について解説します。

大学・大学院レベルの心理学をマスターする

公認心理師試験では、大学・大学院レベルの心理学は必須です。

現在、公認心理師試験は移行期間中です。

移行期間が終わればメインルートとなると言われているのが、Aルートです。

Aルートは、大学卒業と大学院修了が必須です。

つまり、公認心理師にはそれぐらいのレベルが求められています。

なので、どの程度心理学を習得しているかは個人差があると思いますが、大学・大学院レベルの心理学は最低限必要だと思っておいて間違いはないでしょう。

看護師の強みを活かす

これは完全にイメージなのですが、看護師は脳や神経や人体については詳しいのではないでしょうか。

分野で言えば、「神経心理学(脳・神経)」や「人体、精神疾患とその治療」あたりですかね。

看護師のカリキュラムを知らないので、完全なイメージです。

間違っていたらすみません^^;

臨床心理士には、これらの分野を苦手とする人も多いです。

そのため、試験ではこれらの分野を得点源としたら良いと思います。

また、これらの分野の勉強にもあまり時間を割かなくて良いのではないでしょうか。

試験勉強に半年は必要

大学や大学院で心理学を学んでいない人が公認心理師試験に合格するには、試験勉強に時間を掛ける必要があります。

私は公認心理師試験対策講座の講師をしていますので、これまでいろいろな受講生を見てきました。

その経験から、やはり試験勉強に半年ぐらいは必要だと思っています。

もちろん個人差がありますので、あくまで一般的な目安となります。

公認心理師試験の試験対策については【決定】公認心理師の試験対策はこうすべし【真似してOK】で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

まとめ

いかがでしょうか?

看護師が公認心理師試験になることができるのかについて解説しました。

看護師でも条件を満たせば、公認心理師になることができます。

もちろん、公認心理師資格を取得後も自己研鑽が必要なことは言うまでもありません。

患者さんにとって、心理面もケアできる看護師というのはとても喜ばれると思います。

また、病院側から見てもそのような患者さんに喜ばれる看護師は重宝されるはずです。

公認心理師資格を取得して看護師からカウンセラーへとキャリアの幅も広がり、人生の自由度が高まります。

現在、看護師として働いている方もこの機会に公認心理師を目指してみてはいかがでしょうか?

【推奨】公認心理師の模試の選び方・受け方・使い方【現役講師が解説】

【推奨】公認心理師の模試の選び方・受け方・使い方【現役講師が解説】

「そろそろ公認心理師試験が近づいてきたから、模試を受けようかな・・・」

「色々な模試があるけど、どれを選べば良いか悩むなぁ・・・」

「模試を受けたけど受けっぱなしで、この後どうすれば良いんだろう・・・」

こんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は公認心理師の模試の選び方、受け方、有効な使い方について解説します。

この記事を読むことで公認心理師の模試選びで失敗することなく、より本番を想定して取り組むことができ、模試を有効活用できるようになります。

公認心理師の模試の選び方

公認心理師の模試の選び方

まず、模試の選び方について解説します。

問題形式が本番と同じ

「問題形式が本番と同じって、どの模試もそうなっているんじゃないの?」と思う人も多いかもしれません。

ほとんどの模試で本番と同じ問題形式になっていると思います。

具体的には一般問題の数、事例問題の数、試験時間などが本番と同じということですね。

では、なぜ問題形式を気にするのか?

それは、公認心理師試験ではなく臨床心理士試験の模試になりますが、本番と全く違う模試を受けたことがあるからです。

私が受けた本番の臨床心理士試験は、100問中35問が事例問題でした。

しかし、その模試では事例問題が15問ぐらいだったのです。

当然、模試では時間が余りまくっていました。

その時は会場で受験したので、試験途中に退席する人がたくさんいました。

しかし、実際の本番はどうだったのかというと、全くといっていいほど時間が足りずにかなり焦ったのを覚えています。

なので、本番と同じ問題形式の模試を受けることをおススメします。

問題の難易度が本番と同じ

これは模試を受ける目的によりますし、実際に模試を受けてみないと分からないのですが、なるべく本番と同じ難易度の方が良いでしょう。

多くの人は本番を想定して模試を受けるでしょうから、本番と比べてあまり簡単すぎず、難しすぎずといった感じの模試がベストです。

こればっかりは、実際に受けてみないと分かりませんが。

解説が詳しい

模試は、解説が詳しいものがおススメです。

模試の中には各問題の各選択肢についての解説が、1行だけのものを見たことがあります。

1行の解説で理解できれば良いのですが、理解できないものも多いと思います。

解説を読んで分からなかった場合は、自分で調べなければなりません。

もちろん、分からないところを自分で調べるというのが勉強であるというのも分かります。

しかし、解説にある程度詳しく書かれてあれば、それを理解して覚えるだけで良いので時間の節約にもなります。

また、その問題のその選択肢についての解説だけではなく、周辺知識も解説してくれていると勉強になります。

なので、なるべく解説が詳しいものをおススメします。

公認心理師の模試の受け方

公認心理師の模試の受け方

ここでは、模試の受け方について解説します。

自宅 or 会場 or カフェ or 図書館

模試をどこで受けるかですが自宅、会場、カフェ、図書館などが考えられます。

本番はもちろん、静かな試験会場で受験することになります。

本番に近い緊張感を持って模試を受けたい人は、会場で受験するのがおススメです。

また、他人のことが気になる人は、多少騒がしいところで受けてみるのも良いと思います。

その場合は、会場やカフェや図書館ですかね。

他人のことがあまり気にならない人は、自宅でもOKです。

本番と同じ時間に解いてみる

模試は、本番と同じ時間に解いてみることをおススメします。

本番と同じ時間に午前問題を解き、同じ時間にお昼ごはんを食べ、午後問題を解いてみましょう。

本番と同じ時間に解くことによって、その時間にどれくらい頭が回っているか、試験時間は十分か、どれくらいの疲労度なのか等を知ることができます。

特にどれくらい頭が回っているかというのは、本番に合わせて生活リズムを見直すきっかけになります。

模試は本番前に解く人が多いでしょうから、模試を解いた後は本番に合わせた生活リズムにした方が良いです。

ちなみに、公認心理師試験は試験時間が足りなくなるということはあまりないと思います。

また、模試を受けることで疲労度についても体感することができます。

試験は午前、午後ともに2時間30分ありますから、問題の後半はかなり疲れてくると思います。

その感覚も、模試で前もって味わうことができるので、ペース配分の参考にすることもできます。

公認心理師の模試の有効な使い方

公認心理師の模試の有効な使い方

最後に、公認心理師の模試の有効な使い方について解説します。

既存知識の確認

模試の有効な使い方の1つは既存知識の確認です。

つまり、知っている知識を問う問題をどのくらいきちんと解けるかを確認しましょう。

すでに知っていた知識を改めて思い出すこともできます。

新しい知識の獲得

模試には、自分の知らない知識を問う問題もあるでしょう。

あるいは、すでに知っている知識を別の視点から問うような問題もあるかもしれません。

そのような問題はできなくても落ち込まず、知らない知識を知ることができてラッキーぐらいに思った方が良いです。

自分で調べる

模試を解いていて分からないキーワードや理論が出てきて場合は、自分で調べましょう。

もちろん解説を読んで理解できれば良いですが、もし理解できなかった場合は自分で手を動かす必要があります。

本やインターネットを使って調べ、身につけます。

繰り返し解いて満点が取れるようにする

模試は繰り返しといて、最終的に満点が取れるようにすることをおススメします。

具体的には、模試を解いた日(予備校から成績表が送られてきた日)は、解説を読んで理解し知識を習得します。

そして、翌日にもう一度、全問を時間通りに解いてみます。

このときに、間違った問題や知識の定着が怪しい問題は復習します。

そうすることで、模試の問題は満点が取れるようにします。

さらに、1か月後など時間を空けて再び模試を解いてみます。

このときも、間違った問題や知識の定着が怪しい問題を復習します。

そして、また満点が取れるようにします。

これを繰り返して、本番の試験日には満点が取れる状態にしておくと良いです。

まとめ

いかがでしょうか?

公認心理師の模試の選び方、受け方、使い方について解説しました。

こんなことを言うと元も子もないかもしれませんが、模試を受けなくても合格する人はたくさんいるでしょう。

ただ、試験に対する不安が強い人などは模試を受けてみることをおススメします。

また、普段から独学で勉強している人も、模試は受けておいて損はないと思います。

その際に、複数の模試を受けてみるのも良いかもしれません。

講座に比べて模試だけであれば、料金もそんなに掛からないと思いますので。

【推奨】公認心理師の参考書でおススメを紹介します【現役講師が解説】

【推奨】公認心理師の参考書でおススメを紹介します【現役講師が解説】

「公認心理師試験に役立つ参考書がほしい・・・」

「公認心理師試験に役立つ参考書ってどれを選べば良いんだろう・・・」

ここで言う参考書は、テキストとは区別しています。

テキストは教科書的な本、問題集は問題集、参考書はテキストの補助的な本を考えています。

なので、ここではテキストの補助となるような本を参考書として紹介します。

公認心理師のテキストについては【推奨】公認心理師のテキストでおススメを紹介【現役講師が解説】で解説していますので、ぜひそちらをご覧ください。

公認心理師の問題集については【推奨】公認心理師の問題集でおススメを紹介【現役講師が解説】で解説していますので、ぜひそちらをご覧ください。

この記事を読むことで公認心理師試験に役立つおススメの参考書、そのような参考書の有効な使い方が分かります。

公認心理師の参考書

公認心理師の参考書

DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引き

DSM-5は、アメリカ精神医学会(American Psychiatric Association:APA)が発行している書籍で精神障害の分類と診断のためのマニュアルです。

私が持っているのは、「Mini-D」と呼ばれる小冊子の方です。

私がこの本を知ったのは、確か大学院生のときでした。

臨床心理士試験を受けるときにこの本を買おうか迷いましたが、買いませんでした。

第1回公認心理師試験を受験する際にもこの本を買おうか迷いましたが、買いませんでした。

しかし、これから公認心理師試験を受験するのであれば、買いますね。

というのは、第1回公認心理師試験から難易度が上がっていて、DSM-5についても詳細に理解していないと解けない問題が出ているからです。

下記は、第2回公認心理師試験の問28です。

DSM-5の反社会性パーソナリティ障害の診断基準として、正しいものを1つ選べ。

① 10歳以前に発症した素行症の証拠がある。

② 他人の権利を無視し侵害する広範な様式で、14歳以降に起こっている。

③ 反社会的行為が起こるのは、統合失調症や双極性障害の経過中ではない。

④ 他人の権利を無視し侵害する広範な様式には、「自殺のそぶり、脅し」が含まれる。

⑤ 他人の権利を無視し侵害する広範な様式には、「衝動性、または将来の計画を立てられないこと」が含まれる。

第2回公認心理師試験-問28

正解は、⑤です。

この問題などはDSM-5を読んでいないと、けっこう厳しいのではないかと思います。

第2回公認心理師試験では、DSM-5について問う問題は問22、問28の2問でした。

また、選択肢の中でDSM-5が出てきた問題が問91の1問でした。

DSM-5は試験対策本のように試験のときだけ役立つものではなく、公認心理師資格を取得後も使う可能性があるため、手元に置いておいて損はないでしょう。

ICD-10 精神および行動の障害-臨床記述と診断のガイドライン-

ICD-10は、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類のことです。

こちらは、第2回公認心理師試験では、ICDについて問う問題はありませんでした。

しかし、第1回公認心理師試験ではICD-10について問う問題が出題されています。

下記は、第1回公認心理師試験の問48です。

ICD-10の病的窃盗の診断基準及びDSM-5の窃盗症の診断基準のいずれにも含まれないものを1つ選べ。

① 窃盗行為は利得のためではない。

② 窃盗行為に及ぶ前に緊張感が高まる。

③ 窃盗行為に及ぶとき解放感が得られる。

④ 窃盗行為は少なくとも6か月間にわたって起こっている。

第1回公認心理師試験-問48

正解は、④です。

この問題はICD-10だけではなくDSM-5も絡んだ問題ですが、ICD-10やDSM-5の内容を知らなければ正解するのは難しい問題ではないでしょうか?

ICD-10も試験対策本のように試験のときだけ役立つものではなく、公認心理師資格を取得後も使う可能性があるため、手元に置いておいて損はないでしょう。

精神診療プラチナマニュアルGrande 第2版

こちらは、精神科医の松崎朝樹さんが書かれた本です。

この本は臨床心理士試験、公認心理師試験を受験した後に存在を知り、購入しました。

精神診療プラチナマニュアル第2版には、通常の大きさとGrandeという拡大版の2種類があります。

実はこれまでに紹介したDSM-5とICD-10は本の大きさが小さくて、見づらいと思っていました。

そのため、この本を買う際には拡大版であるGrandeを選びました。

ちなみに、通常版は見たことがないので、実際にどのぐらいの大きさなのかは知りません^^;

DSM-5やICD-10はいかにもマニュアルという感じですが、こちらは実際の現場に即した内容になっています。

この本も公認心理師試験が終わった後にも役立つ場面が多そうです。

特に精神科やクリニックなど医療分野で働く公認心理師にとっては、手元に置いておきたい本でしょう。

公認心理師の参考書の有効な使い方

公認心理師の参考書の有効な使い方

主要な精神疾患について読んでおく

時間があるときから、主要な精神疾患については読んでおくと良いです。

どこまでが主要な精神疾患なのかという話もありますが、最初はなんとなくでも良いと思います。

その後、次に説明するテキストに出てくる精神疾患だったり、問題集や模試で出題された精神疾患について読むという方法でも良いと思います。

最初は読みにくいと感じますが、読み続けることで、ある程度は慣れることができます。

テキストと合わせて参考書として読む

テキストで精神疾患を勉強しているときに、ついでに参考書を読む方法です。

テキストで精神疾患の基礎を勉強しつつ、DSM-5やICD-10の定義も一緒に確認するイメージです。

例えばテキストで自閉スペクトラム症について勉強した時に、DSM-5やICD-10の自閉スペクトラム症の診断基準についても一緒に確認します。

問題を解いて解説を読むときに参考書として読む

DSM-5やICD-10に関する問題を解いた後、実際にDSM-5やICD-10で確認する方法です。

また、DSM-5やICD-10に関する問題に限らず、精神疾患についての問題を解いた後にも解説とともにDSM-5、ICD-10にどのような記述があるのかを確認して理解を深めることができます。

例えば問題集や模試等でパニック障害の問題を解いた後に、解説を読みながらDSM-5やICD-10のパニック障害の診断基準についても一緒に確認します。

まとめ

いかがだったしょうか?

公認心理師試験に役立つ参考書を紹介しました。

テキストや問題集だけでも大変で、これらの本まで勉強する余裕はないのかもしれません。

また、正直、これらの本まで勉強しなくても合格できる人はいると思います。

私も臨床心理士試験、公認心理師試験のときにはここで挙げたすべての参考書を持っていませんでしたが、合格することができました。

ただ、公認心理師試験に万全の態勢で臨みたい人にとっては買っておいて損はないと思います。

何よりも、公認心理師試験が終わった後にも活用できる本です。

公認心理師の「受験資格なし」について分かりやすく解説【対策あり】

公認心理師の「受験資格なし」について分かりやすく解説【対策あり】

「公認心理師の受験資格が認められるのか不安・・・」

「公認心理師の受験資格が認められなかったら、これまでの勉強が無駄になってしまう・・・」

受験票が来るまでは不安を感じている人もいるようです。

第1回公認心理師試験では受験資格が認められない人が多数いて、かなり混乱していました。

そこで今回はどういう場合に「受験資格なし」となるのか、「受験資格なし」とならないための対策について解説します。

公認心理師の「受験資格なし」となりたくない人は、ぜひ記事をご覧ください。

公認心理師の「受験資格なし」(区分D1・D2)

公認心理師の「受験資格なし」(区分D1・D2)

実は、第3回公認心理師試験「受験の手引」(デジタルブック)に過去の公認心理師試験において受験資格が認められなかった事例(区分D1・D2、区分G)について書かれています。

受験区分については【完全】公認心理師の受験資格8パターン全てを分かりやすく解説で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。

区分D1、D2については下記の記載があります。

【区分D1】及び【区分D2】

区分D1及びD2で受験資格が認められなかった事例として、必須科目未履修と科目不足が掲載されています。

一言で言うと、公認心理師に必要な科目を履修していなかったということですね。

D1及びD2ということなので、科目読替えができなかったり、単純に科目が足りなかったということでしょう。

科目読替えについては第1回公認心理師試験が行われる前であれば、大学側と交渉することもできたかもしれませんが、今となっては厳しいのかもしれません。

公認心理師の「受験資格なし」(区分G)

公認心理師の「受験資格なし」(区分G)

公認心理師の「受験資格なし」(区分G)の事例

区分Gについては下記の記載があります。

【区分G】の上部
【区分G】の下部

まず最初の「実務経験不足パターン①」についてです。

こちらは、実務経験年数が5年以上と認められなかったということなので、常態として週1日以上の勤務を証明する証明書を用意することになります。

2番目の「実務経験パターン②」についてです。

こちらも実務経験年数が5年以上と認められなかったということですが、計算式に気を付ける必要があります。

まず実務経験の始期から終期までの日数の合計から重複期間を差し引いた日数を算出し、それを1,825(1年365日×5年)で割った数で判断するということですね。

この場合は、下線が引いてあるように少し余裕を持たせて1,825日+αの実務経験の証明をすれば良いことになります。

3番目の「現任者として認められない」についてです。

こちらは実務経験証明書において2012年9月16日~2017年9月15日の間の実務経験の証明がなく、現任者として認められなかったということです。

この場合は、2012年9月16日~2017年9月15日の間の実務経験の証明書を該当する施設から取得する必要があります。

4番目は「分野施設コード902における実務経験を客観的に証明する書類の不足」です。

分野施設コードとは、施設の種類によって割り振られている3桁の番号のことです。

分野施設コード902というのは私設の心理相談室など法人または個人が公認心理師法第2条第1号から第3号を行っている施設のことです。

そして、こちらは公認心理師法第2条第1号から第3号に掲げる行為を業として行っていたことが確認できないということです。

この場合は公認心理師法第2条第1号から第3号に掲げる行為の実務経験を客観的に証明する必要があります。

下線にあるように、公的な機関が発行した書類等(会社・法人登記簿謄本、個人事業の開業届等)による証明が必要になります。

実務内容の客観的な証明にあたって求められる内容

実務経験の客観的な証明にあたって求められる内容ってどんな内容なんだろうと思っている人もいるかもしれません。

こちらについても第3回公認心理師試験「受験の手引」(デジタルブック)に記載があります。

公認心理師の実務経験の客観的な証明にあたって求められる内容

人によっては提出する書類が多くなるでしょうから、早めに準備した方が良さそうです。

実務経験を客観的に証明する書類(分野施設コード902)の提出について

実務経験の客観的に証明する書類(分野施設コード902)の提出についても第3回公認心理師試験「受験の手引」(デジタルブック)に下記の記載があります。

実務経験を客観的に証明する書類(分野施設コード902)の提出について

日本心理研修センターから追加で書類提出が必要となった場合には、速やかに提出してくださいと書かれています。

追加で書類提出しないといけない場合もあるということですね。

実務経験を客観的に証明する書類(分野施設コード902)チェックシート

実務経験の客観的に証明する書類(分野施設コード902)には下記のチェックシートがあります。

実務経験を客観的に証明する書類(分野施設コード902)チェックシートの利用方法

受験申込の際にチェックシートを提出する必要はないですが、チェックは必ずした方が良いでしょう。

提出書類の漏れなどを確認できます。

まとめ

第4回公認心理師試験では、第4回公認心理師試験の受験の手引きを取り寄せる必要があります。

しかし、第3回公認心理師試験の受験の手引きを見ておくことで、どのような書類を用意しないといけないのかイメージすることができます。

おそらく受験の手引きの内容はほとんど変わらないと思うので、第3回公認心理師試験「受験の手引」(デジタルブック)に目を通しておくと良いですよ。

公認心理師試験は情報戦のようなところがあって、良質な情報をいち早く掴んでおくことが重要です。

毎年、すぐに定員が埋まってしまう現任者講習会などが良い例ですね。

なので、第3回公認心理師試験の受験の手引きに目を通しておくことが重要です。

受験前にバタバタせずに済みますし、その時間を受験勉強に費やすことができます。

【明解】公認心理師のGルートについて分かりやすく解説

【明解】公認心理師のGルートについて分かりやすく解説

「公認心理師には現任者が受験できるルート(Gルート)があるらしい」

「自分にGルートで受験資格があるのか知りたい」

こう思っている人も多いのではないでしょうか?

このホームページで1番多いお問い合わせも「Gルートで受験できますか?」という質問です。

そこで今回は、改めて公認心理師のGルートについて解説します。

とても重要なことなので最初に言っておくと、最終的に受験資格が認められるかどうかは願書を出してみないと分かりません(笑)。

ただし、この記事を読むことで、自分がGルートで受験できそうかの判断はできると思います。

公認心理師のGルートとは

公認心理師のGルートとは

公認心理師になるにはAルートからGルートまでの受験資格の区分があり、それぞれのルートにより受験のための要件や試験を受ける際の提出書類が異なります。

公認心理師の受験資格については、【完全】公認心理師の受験資格8パターン全てを分かりやすく解説で解説しています。

そして、Gルートというのは現任者を対象としたルートです。

Gルートについて詳しくは第3回公認心理師試験「受験の手引」(デジタルブック)を見ていただければと思いますが、分かりやすくまとめると次の①から③までを全て満たす人ですね。

①2017年9月15日時点で公認心理師法第2条第1号から第3号に掲げる行為を業として行っていた者(いわゆる現任者。2017年9月15日時点で業務を休止又は廃止してから5年を経過しない者を含む。)

公認心理師法第2条

  1. 心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し、その結果を分析すること。
  2. 心理に関する支援を要する者に対し、その心理に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。
  3. 心理に関する支援を要する者の関係者に対し、その相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。

②公認心理師現任者講習会を修了した者

③施行規則附則第6条で定める施設において、公認心理師法第2条第1号から第3号までに掲げる行為を、5年以上、常態として週1日以上、業として行った者

施行規則附則第6条で定める施設というのは、次の通りです。

  1. 学校教育法に規定する学校
  2. 裁判所法に規定する裁判所
  3. 地域保健法に規定する保健所又は市町村保健センター
  4. 児童福祉法に規定する障害児通所支援事業若しくは障害児相談支援事業を行う施設、児童福祉施設又は児童相談所
  5. 医療法に規定する病院又は診療所
  6. 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に規定する精神保健福祉センター
  7. 生活保護法に規定する救護施設又は更生施設
  8. 社会福祉法に規定する福祉に関する事務所又は市町村社会福祉協議会
  9. 売春防止法に規定する婦人相談所又は婦人保護施設
  10. 知的障害者福祉法に規定する知的障害者更生相談所
  11. 障害者の雇用の促進等に関する法律に規定する広域障害者職業センター、地域障害者職業センター又は障害者就業・生活支援センター
  12. 老人福祉法に規定する老人福祉施設
  13. 青少年の雇用の促進等に関する法律に規定する無業青少年の職業生活における自立を支援するための施設
  14. 労働安全衛生法に規定する労働者に対する健康教育及び健康相談その他労働者の健康の保持増進を図るための必要な措置を講ずる施設
  15. 更生保護事業法に規定する更生保護施設
  16. 健康保険法等の一部を改正する法律に規定する介護療養型医療施設又は介護保険法に規定する介護老人保健施設、介護医療院若しくは地域包括支援センター
  17. 法務省設置法に規定する刑務所、少年刑務所、拘置所、少年院、少年鑑別所、婦人補導院若しくは入国者収容所又は地方更生保護委員会若しくは保護観察所
  18. 厚生労働省組織令に規定する国立児童自立支援施設
  19. ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法に規定するホームレス自立支援事業を行う施設
  20. 独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園法に規定する独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園
  21. 発達障害者支援法に規定する発達障害者支援センター
  22. 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に規定する障害者福祉サービス事業、一般相談支援事業若しくは特定相談支援事業を行う施設、基幹相談支援センター、障害者支援施設、地域活動支援センター又は福祉ホーム
  23. 就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律に規定する認定こども園
  24. 子ども・若者育成支援推進法に規定する子ども・若者総合相談センター
  25. 子ども・子育て支援法に規定する地域型保育事業を行う施設

そして、上記施設に準ずる施設として文部科学大臣及び厚生労働大臣が認める施設

公認心理師のGルートの実務経験5年についての注意点

公認心理師のGルートの実務経験5年についての注意点

Gルートでの受験を検討されている方に注意していただきたいのが、実務経験5年の考え方です。

下図は、第3回公認心理師試験「受験の手引」(デジタルブック)に掲載されている実務経験期間の具体的な考え方の例です。

いわゆる「現任者」の実務経験期間の具体的な考え方の例について

ここで注目していただきたいのが、例3~4、例5~7になります。

例3は2017年9月15日において業を行っていますが、その前の実務経験4年というのはかなり前です。

例4も2017年9月15日において業を行っていますが、その後、間が空いての実務経験1年となっています。

例3や例4のように、間が空いていても受験資格が認められます。

また、例5~7は2017年9月15日において当該業務を休止し、又は廃止した日から起算して5年を経過していない人の例です。

このように2017年9月15日に業務を行っておらず、間が空いていてもGルートで受験資格が認められます。

実務経験5年に満たない場合はボランティアをするという方法もある

実務経験5年に満たない場合はボランティアをするという方法もある

この記事を読んでいる読者の中には、あと少しで実務経験5年になるところだったのに新型コロナウイルスの影響で公認心理師法第2条第1号から第3号の業務ができていない方もいるかもしれません。

そういう人は、ボランティア活動をしてみてはいかがでしょうか。

日本心理研修センターのQ&Aに、ボランティアも実務経験として認めることが明記されています。

もちろん、ボランティアであっても実務経験を証明する書類が必要なのは言うまでもありません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

Gルートについてなるべく分かりやすく解説したつもりです。

Gルートでの受験資格の有無についての問い合わせ先としては公認心理師試験を運営している日本心理研修センターがありますが、下記の記載があり、個別の受験資格の有無に関する照会には答えていないようです。

当センターでは,皆さま個々の大学院等での履修状況(いわゆる科目の読替え)や,ご勤務されている場合はご勤務の実情等が正確に分からないため,個別の受験資格の有無に関する照会にはお答えしておりません。つきましては,法令,文部科学省及び厚生労働省の通知文書等で受験資格要件等をご確認の上,自己の責任において確認いただくようお願いします。

日本心理研修センター:Q&A

つまり、冒頭で話したように最終的に受験資格が認められるかどうかは願書を出してみないと分かりません。

ただ、Gルートで受験する人は公認心理師現任者講習会を受ける必要がありますし、実務経験証明書、実務経験を客観的に証明する書類等(会社、法人登記簿謄本等)を用意する必要があります。

書類が揃うまでに、かなり時間が掛かることもあるでしょう。

そのため、第4回公認心理師試験をGルートで受験予定の人は第3回公認心理師試験「受験の手引」(デジタルブック)を読んで、なるべく早く準備することをおすすめします。

【現役講師が解説】公認心理師現任者講習会はオンライン受講で決まり

【現役講師が解説】公認心理師現任者講習会はオンライン受講で決まり

公認心理師現任者講習会をオンライン受講しようか会場受講しようか迷っている人も多いのではないでしょうか?

第1回公認心理師試験から公認心理師試験対策講座を開いていて、ずっとオンラインで講義を行っているため、オンライン講義のメリット、デメリットについてはどちらも把握しています。

この記事を読むことでオンライン受講と会場受講のどちらが良いのか、その理由、さらにオンライン受講する際の実施団体の選び方が分かります。

公認心理師現任者講習会はオンライン受講した方が良い理由

公認心理師現任者講習会はオンライン受講した方が良い理由

結論から言うと、公認心理師現任者講習会はオンライン受講した方が良いです。

その理由を解説します。

新型コロナウイルスの感染リスクがない

オンライン受講の最も大きなメリットが、新型コロナウイルスの感染リスクがないことです。

むしろ新型コロナウイルスの感染リスク予防するためにオンライン受講が認められたので、当然と言えば当然ですね^^;

知らない人もいるかもしれませんが、これまでの現任者講習会はすべて会場受講のみでした。

しかし、令和2年度開催公認心理師現任者講習会からオンライン受講が認められています。

受講料が安い

令和2年度開催公認心理師現任者講習会の一覧から各実施団体のホームページを見てもらうと分かりますが、どの団体もオンライン受講の方が会場受講よりも10,000以上安いです。

去年までは会場受講で大体60,000円~70,000円ぐらいでした。

それが、オンライン受講ということで35,000円~55,000円ぐらいになっています。

講義内容が変わらないのであれば、安い方がありがたいですね。

移動時間、交通費が掛からない

オンライン受講であれば、会場までの移動時間と交通費が掛かりません。

現任者講習会は1日で終わるわけではないので、何日か移動時間、交通費が掛かります。

何日か連続して受講するためにホテルに宿泊する場合は、ホテルの宿泊費も掛かります。

ホテルに宿泊するとなると、それなりに大きな金額になってしまいます。

オンライン受講であれば、これらをすべて節約することができます。

いつでもどこでも何度でも復習できる

一般的なオンライン受講はリアルタイムで受講できるタイプ、あらかじめ録画した動画を視聴する動画視聴タイプ、その両方ができるタイプがあります。

現任者講習会は、リアルタイムと動画視聴が両方できるタイプと動画視聴のみのタイプになると思います。

どちらのタイプかは現任者講習会の各実施団体によって違いますが、基本的にこの2パターンだと思っています。

もしかしたらリアルタイム受講のみのタイプもあるかもしれません。

ちなみに、オンデマンド型の講義というのは動画視聴のみのタイプです。

いずれにしても動画視聴があれば、いつでもどこでも何度でも復習することができます。

自分の都合の良い時に視聴することができ、分からない部分を繰り返し視聴することもできます。

これはオンライン受講の大きな特徴ですね。

この機会にオンライン受講に慣れることができる

今後も新型コロナウイルスの影響により、いつ在宅勤務になってもおかしくありません。

また、これは公認心理師現任者講習会に限った話ではないのですが、世の中のさまざまな講義やセミナーがオンラインに移行しています。

つまり、これからオンラインでやり取りすることができるというのは当たり前のスキルになっていきます。

なので、現任者講習会を受講するこの機会にオンラインでのやり取り、特にリアルタイムでのやり取りに慣れておいた方が良いでしょう。

現任者講習会であれば仕事ではないので、何かしら操作ミス等しても問題ないです。

オンライン受講のデメリット

オンライン受講のデメリット

ここまでオンライン受講で受講した方が良い理由を解説しましたが、今度は逆にオンライン受講のデメリットについても解説します。

質問ができない

質問については、リアルタイムのオンライン受講と動画視聴のみのオンライン受講で質問方法が違ってきます。

まず、リアルタイムの場合はその場で質問することができます。

一方、動画視聴の場合は後日メールで相談のような形になると思います。

質問方法については、自分が受講を検討している実施団体に確認してみてください。

グループワークができない

これまでの現任者講習会では、事例についてグループでの話合いがありました。

いわゆるグループワークというやつですね。

そして、時々勘違いしている人がいるのですが、オンラインだとグループワークができないと思っている人がいます。

私はzoomというアプリを使用して公認心理師試験地策講座を実施しています。

zoomというアプリには「ブレークアウトルーム」というグループ分けできる機能があり、参加者を任意のグループに分けてグループワークを行うことができます。

なので、zoomを使用したリアルタイムのオンライン受講であればグループワークをすることは可能です。

一方、動画視聴のオンライン受講の場合はグループワークはできません。

他の受講生と知り合いになれない

第2回公認心理師試験対策講座の受講生の中には、現任者講習会で知り合った人に誘われて一緒にクリニックで仕事をしている人がいました。

そういうこともあるんだと感心したのを覚えています^^;

リアルタイムのオンライン受講の場合であれば、講義前とかに勇気を出して他の受講生に話しかければ知り合いになることは可能です。

なかなか勇気がいるかもしれませんが^^;

一方、動画視聴のオンライン受講の場合は他の受講生と知り合いになることはないです。

後で見ようと思ってなかなか動画を見ない

動画視聴のオンライン受講の場合は、いつでも見られるということが逆にデメリットになることがあります。

具体的には、いつでも見られるために人によっては後で見ようと思ってなかなか動画を見ないかもしれません

さすがに動画の視聴期限があるため期限までには見る人がほとんどだと思いますが、人によっては現任者講習会に申し込んだものの修了できなかったなんてことになる人もいるかもしれません^^;

一方、リアルタイムのオンライン受講の場合は、その時刻に参加する必要があります。

オンライン受講の中でも1番のおススメはリアルタイム受講と動画視聴の両方が可能なところ

オンライン受講の中でも1番のおススメはリアルタイム受講

ここまでオンライン受講した方が良い理由やオンライン受講のデメリットについて解説しました。

これまで解説したようにオンライン受講のメリットは大きいですが、動画視聴のみのタイプだとデメリットもあります。

なので、結論としてはリアルタイムで受講できて後から動画視聴もできるタイプの現任者講習会が1番おススメです。

オンライン受講と会場受講について優先順位をつけるとしたら次の通りです。

  1. リアルタイム受講と動画視聴の両方が可能
  2. リアルタイム受講のみ
  3. 動画視聴(オンデマンド方式)のみ
  4. 会場受講

リアルタイム受講のみと動画視聴(オンデマンド方式)のみは正直、優先順位がつけにくいですね。

現時点でリアルタイム受講と動画視聴の両方ができる現任者講習会があるのかは分かりせん。

現任者講習会の各実施団体のオンライン受講がどのような形で行われるのかはそれぞれのホームページを見れば分かると思います。

もし、ホームページを見ても分からなければ実施団体に問い合わせてみましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

まとめると

公認心理師現任者講習会はオンライン受講が良い理由

  • 新型コロナウイルスの感染リスクがない
  • 受講料が安い
  • 移動時間、交通費が掛からない
  • いつでもどこでも何度でも復習できる
  • この機会にオンライン受講に慣れることができる

オンライン受講のデメリット

  • 質問ができない(動画視聴のみの場合)
  • グループワークができない(動画視聴のみの場合)
  • 他の受講生と知り合いになれない(動画視聴のみの場合)
  • 後で見ようと思ってなかなか動画を見ない(動画視聴のみの場合)

公認心理師現任者講習会はオンライン受講した方が絶対に良いです。

その中でもリアルタイム受講と動画視聴が両方できるところが1番おススメです。

【比較】公認心理師と臨床心理士の違いについて考えてみた件

【比較】公認心理師と臨床心理士の違いについて考えてみた件

公認心理師と臨床心理士の違いを知りたい人も多いのではないでしょうか?

公認心理師や臨床心理士には求められているものを含めさまざまな違いがあります。

この記事を読むことで公認心理師と臨床心理士の違いが分かります。

公認心理師と臨床心理士の主な違いは3つ

公認心理師と臨床心理士の主な違いは3つ

業務内容の違い

公認心理師と臨床心理士では、想定されている業務内容が違います。

公認心理師に想定されている業務内容は次の通りです。

公認心理師とは、公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保険医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいいます。

(1)心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析

(2)心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助

(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助

(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

厚生労働省:公認心理師

臨床心理士に想定されている業務内容は次の通りです。

①臨床心理査定

②臨床心理面接

③臨床心理的地域援助

④上記①~③に関する調査・研究

日本臨床心理士資格認定協会:臨床心理士の専門業務

公認心理師と臨床心理士の業務内容の主な違いは、(4)と④の部分です。

公認心理師は広く国民に向けて心の健康に関する教育や情報の提供が求められています。

一方、臨床心理士は査定、面接、地域援助に関する調査や研究となっています。

支援が必要な人だけではなく一般の人へ向けても活動する公認心理師と研究にも重きを置いている臨床心理士の違いが見えます。

国家資格と民間資格の違い

公認心理師資格は国家資格ですが、臨床心理士資格は民間資格です。

公認心理師資格は、日本初の心理学の国家資格になります。

一方、臨床心理士資格は臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格になります。

資格取得までのカリキュラムの違い

2020年7月25日現在、公認心理師は移行期間中です。

公認心理師は、2022年までは移行期間として条件付きで現任者に受験資格が認められています。

そのため、ここでは移行期間終了後の公認心理師になるメインルートについてお話しします。

移行期間終了後、公認心理師になるには大学卒業+大学院修了がメインルートになります。

つまり、公認心理師のカリキュラムに沿った大学卒業、公認心理師のカリキュラムに沿った大学院修了が必要になります。

一方、臨床心理士になるには大学院修了が必要になります。

こちらもどの大学院でも良いわけではなく、臨床心理士の指定大学院(第1種指定大学院、第2種指定大学院、専門職大学院)を修了する必要があります。

第1種指定大学院は修了後すぐに臨床心理士試験を受験することができます。

第2種指定大学院は修了後1年の実務経験を経て臨床心理士試験を受験することができます。

専門職大学院は修了後すぐに臨床心理士試験を受験することができ、臨床心理士試験で論述試験が免除されます。

ただし、臨床心理士の場合、大学は心理学部を卒業している必要はなく、どの学部卒でも指定大学院を修了していいればOKです。

公認心理師と臨床心理士の試験の違い

公認心理師と臨床心理士の試験の違い

ここでは、公認心理師と臨床心理士の試験の違いについて解説します。

公認心理師は筆記試験、臨床心理士は筆記試験と面接がある

公認心理師試験は、マークシートの筆記試験のみです。

一方、臨床心理士試験は一次試験としてマークシートの筆記試験、論述試験が行われ、一次試験合格者を対象に二次試験として面接が行われます。

公認心理師と臨床心理士の合格率の違い

公認心理師と臨床心理士の合格率は、次の通りです。

公認心理師試験と臨床心理士試験の合格率

公認心理師試験がはじまったのが2018年なので、まだ2回分しかデータがありません。

臨床心理士試験の方は約30年の歴史がありますが、ここ最近はずっと60%ぐらいです。

また、現在、公認心理師試験は移行期間中で合格率が激しく動いています^^;

第1回公認心理師試験の合格率の詳細については【予測】公認心理師の合格率は今後下がり続けるという話で解説しています。

第2回公認心理師試験の合格率の詳細については【2019年】第2回公認心理師試験の合格率から分かることで解説しています。

今後、公認心理師と臨床心理士に期待されていることの違い

今後、公認心理師と臨床心理士に期待されていることの違い

今後、私が思う公認心理師と臨床心理士に期待されていることについて解説します。

公認心理師に期待されるのは多職種連携

公認心理師に期待されるのは、何と言っても多職種連携だと思います。

公認心理師は保健医療、福祉、教育、司法、産業の5分野で活躍することが期待されています。

そして、どの分野にも多職種が存在します。

例えば、保健医療であれば、医師、看護師、精神保健福祉士、薬剤師などです。

公認心理師はこのような専門性の異なる他職種の人達と上手くコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくことが求められます。

一言で言うと、調整役のような役割が期待されていると考えています。

これは、本来であれば臨床心理士に期待されていた役割なのかもしれません。

ただし、臨床心理士がその期待に応えきれていないという現状があります。

そういう背景からも、公認心理師に期待されるのは多職種連携だと考えています。

臨床心理士に期待されるのは個別カウンセリングや研究成果

臨床心理士に求められるのは、より深い専門性だと考えています。

例えば、50分の個別カウンセリングですとか研究成果などです。

先程5分野の話をしましたが、それとは別に開業があると考えています。

この開業については、特に臨床心理士に期待される部分なのではないかと考えています。

なぜなら、開業は個別カウンセリングなどの専門性が必要になるからです。

また、研究については公認心理師の業務内容には含まれていないため、臨床心理士に期待されている役割だと考えています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

公認心理師と臨床心理士の主な3つの違い、試験内容の違い、さらに期待されていることの違いについて解説しました。

まとめると

公認心理師と臨床心理士の主な3つの違い

  • 公認心理師には広く一般の人に向けての業務があり、臨床心理士には調査・研究がある
  • 公認心理師は国家資格、臨床心理士は民間資格
  • 公認心理師になるためには大学卒業と大学院修了が必要で、臨床心理士になるには大学院修了が必要

公認心理師と臨床心理士の試験内容の違い

  • 公認心理師はマークシートの筆記試験がある
  • 臨床心理士は一次試験としてマークシートの筆記試験と論述試験があり、二次試験として面接試験がある

今後、公認心理師と臨床心理士に期待されることの違い

  • 公認心理師に期待されているのは多職種連携
  • 臨床心理士に期待されているのは個別カウンセリングや研究成果

上手く棲み分けができると良いのですが、今後に要注目ですね。

公認心理師試験に不合格だった人に伝えたいこと

公認心理師試験に不合格だった人に伝えたいこと

公認心理師試験に不合格だった人もいるのではないでしょうか?

不合格の場合、かなり落ち込みますし自信を無くしている人もいるかもしれません。

この記事では、私が公認心理師試験に不合格だった人に伝えたいことを書いています。

公認心理師試験に不合格だった人に伝えたいこと

第2回公認心理師試験に不合格だった人に伝えたいこと

まず自分を労おう

この記事を読んでいるのは、試験が終わって結果を受け取った後かもしれません。

結果は不合格だったかもしれませんが、頑張った自分を労ってほしいと思っています。

公認心理師試験対策講座を運営しているので分かるのですが、働きながら受験勉強をしている人が多いです。

また、講座の申込時にそれまでの経歴をたくさん書いて申し込まれる方もいらっしゃいますし、高齢という年齢のことを気にされている方もいらっしゃいます。

そういうメールを受け取った時に思うのは、本当に色々な人が公認心理師試験を受験しているんだなということです。

(当ブログから申し込みをするとメールが届くようになっています。)

働きながら受験勉強をするのは、本当に大変だったと思います。

なので、そのような自分に「よく頑張った」と言ってあげてほしいです。

不合格だからといって自分の価値は変わらない

いつも思うんですが、受験ってとても残酷だと思うんです。

理由は、合格か不合格と結果がはっきりと分かれるからです。

そして、周りの人が聞いたり、気にしたりするのも合格か不合格かという結果だけです。

ただ、私が伝えたいのは不合格だからといってあなたの価値は変わらないということです。

なので、これまで通りに人生を過ごしてほしいと思ったりします。

第1回公認心理師試験と点数が変わらないのは学力が上がっている証拠

これは確かSNSか何かで見た気がするのですが、第2回公認心理師試験の点数が第1回公認心理師試験と変わらずに不合格だったと嘆いている人がいました。

その人に伝えたいのは、学力が上がっているということです。

なぜなら、第1回試験よりも第2回試験の方がはるかに難しくなっているからです。

試験の難易度が上がっているにもかかわらず点数が同じというのは、学力が上がっている証拠です。

挑戦している時点ですでに成功している

世の中には、自分は挑戦しないくせに挑戦して失敗した人を笑う人がいます。

一言で言うと、評論家のような感じでしょうか^^;

そういう人は、心の中で無視して構いません。

公認心理師試験で不合格だった人は、挑戦する勇気のない評論家ではありません。

私は2018年に起業して、公認心理師試験対策講座を開講しました。

今でも覚悟を決めて税務署で開業届を出した日のことを覚えています。

まだ、何も結果を出していないのに「やったー!」ととてもやり切った感がありました。

その時は、ついに自分は夢だった起業をしたんだという想いがありました。

まだ何も成し遂げていないのに変ですよね^^;

変に思うかもしれませんが、私は開業届を出して起業した瞬間にすでに成功していたんじゃないかと思うんです。

なぜなら、すでに覚悟を決めて挑戦すると決意していたからです。

覚悟を決めて決意していた時点で成功していたって変ですよね^^;

でも、そう思うんですよね^^;

死ぬ時に自分の人生で自慢できるものができたみたいな・・・

なので、今回、不合格だった人も公認心理師試験を受験すると覚悟を決めた時点ですでに成功していたんじゃないかと思うんですよね。

少なくとも挑戦したことは人生の財産にはなると思うんです。

なので、これからも胸を張って人生を歩んで行ってほしいと思ったりします。

まとめ

いかがだったでしょうか?

なんとなく思ったことを書いてみました。

まとめると

公認心理師試験に不合格だった人に伝えたいこと

  • まず自分を労おう
  • 不合格だったからといって自分の価値は変わらない
  • 第1回公認心理師試験と点数がかわらないのは学力が上がっている証拠
  • 挑戦している時点ですでに成功している

【推奨】公認心理師の問題集でおススメを紹介【現役講師が解説】

【推奨】公認心理師の問題集でおススメを紹介【現役講師が解説】

公認心理師の問題集についておススメを知りたい人も多いのではないでしょうか?

たくさんの問題集が販売されているので、どれを買えば良いのか迷いますよね。

この記事を読むことでおススメの公認心理師の問題集、そして、問題集の有効な使い方が分かります。

必ず解きたい公認心理師の問題集

必ず解きたい公認心理師の問題集

私は、公認心理師試験対策講座を運営しています。

公認心理師試験対策講座で受講生におススメしている問題集を紹介します。

まずは、必ず解きたい公認心理師の問題集です。

公認心理師試験 これ1冊で! 最後の肢別ドリル 改訂版

この本は、公認心理師法の問題集としてとても価値があります。

公認心理師法については【必須】公認心理師法で必ず覚える必要がある13条【間違いない】で解説しています。

公認心理師法は、ブループリントでも9%と出題割合が最大です。

ブループリントについては【解説】公認心理師のブループリントとは何なのかお答えしますで解説しています。

公認心理師法は、きちんと条文を覚えていれば解ける問題も多く、必ず得点したい分野です。

この本は法律研究所が作成していることもあり、かなり細かい部分まで問う問題が収録されています。

心理学の人だと、ここまで作成することはできないと思います。

なので、普段法律に馴染みのない人にとってはとても勉強になります。

現時点では、公認心理師法の問題集としてはこれがベストです。

心理学検定一問一答問題集[A領域編]

この本は、心理学検定の問題集です。

心理学検定は、心理学部や心理学科の所属や卒業に関係なく、希望するすべての人に受検資格があります。

試験は、心理学の10科目(A領域5、B領域5)について行われます。

A領域の内容は、次の通りです。

  • 原理・研究法・歴史
  • 学習・認知・知覚
  • 発達・教育
  • 社会・感情・性格
  • 臨床・障害

心理学検定一問一答問題集[B領域編]

こちらは、先程の心理学検定のB領域の問題集になります。

B領域の内容は、次の通りです。

  • 神経・生理
  • 統計・測定・評価
  • 産業・組織
  • 健康・福祉
  • 犯罪・非行

自分の苦手分野に絞って解くこともできますね。

忙しい人のための公認心理師試験対策問題集 (上巻)

この本には、上巻と下巻があります。

上巻では、「はじめに」の部分に「点を取る技術」が解説されています。

そこでは問題作成者が問題を作成する際の×の選択肢の作り方等が解説してあり、問題を解く際の参考になります。

この部分は下巻には書かれていないので注意してください。

上巻の内容は、次の通りです。

  1. 公認心理師としての職責の自覚
  2. 問題解決能力と生涯学習
  3. 多職種連携
  4. 障害者(児)の心理学
  5. 心理状態の観察及び結果の分析
  6. 心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助)
  7. 健康・医療に関する心理学
  8. 福祉に関する心理学
  9. 教育に関する心理学
  10. 司法・犯罪に関する心理学
  11. 産業・組織に関する心理学
  12. 精神疾患とその治療

主に公認心理師の職責、心理学の5領域の分野になります。

忙しい人のための公認心理師試験対策問題集 (下巻)

下巻の内容は、次の通りです。

  1. 心理学・臨床心理学の全体像
  2. 心理学における研究
  3. 心理学に関する実験
  4. 知覚及び認知
  5. 学習及び言語
  6. 感情及び人格
  7. 脳・神経の働き
  8. 社会及び集団に関する心理学
  9. 発達
  10. 人体の構造と機能及び疾病
  11. 公認心理師に関係する制度
  12. その他(心の健康教育に関する事項等)

主に基礎心理学、社会心理学、発達心理学、関係行政論の分野になります。

新・臨床心理士になるために

この本は、臨床心理士の過去問題になります。

臨床心理士試験ではお世話になりました(^^;

この本に収録されているのは、臨床心理士試験の試験問題の一部です。

毎年、臨床心理士試験では筆記試験で100問が出題されますが、この本で公表されるのはその中の40問だけです。

そのため、毎年、最新の過去問題がこの「新・臨床心理士になるために」で出版されます。

現在の最新版は、新・臨床心理士になるために[令和2年版]になります。

そして、過去問題が3年分たまるとそれをまとめられて後で説明する臨床心理士資格試験問題集が発売されます。

臨床心理士の過去問題については、直近5年分ぐらいを解くのがおススメです。

理由は、DSMのバージョンが最新のDSM-5を扱った問題を解くべきで、あまり古い試験問題を解いてもDSMのバージョンが古くて混乱するだけだからです。

臨床心理士資格試験問題集4

この本は、過去3年分がまとめられた臨床心理士の過去問題になります。

臨床心理士資格試験問題集4では、平成26年から平成28年までの3年分の試験問題がそれぞれ40問ずつ載っています。

これ以降の新しい過去問題については、「新・臨床心理士になるために」を1年につき1冊ずつ買って揃える形になります。

できれば解きたい公認心理師の問題集

できれば解きたい公認心理師の問題集

これで合格! 公認心理師一問一答1091 改訂版

この本は、各章の要点解説があり、その後に問題が続きます。

1091問あるので、この問題を全て解けるようになるとかなりの力になります。

試験問題のような4択や5択ではなく、短い文章の〇×問題だけなので、とても解きやすいと思います。

ただ、事例問題が無く、一般問題も試験のような4択や5択の問題形式ではないため、そこは別の本で対策が必要になると思います。

公認心理師の問題集の有効な使い方

公認心理師の問題集の有効な使い方

テキストで勉強した直後にその分野の問題を解く

テキストで勉強した直後に、その分野の問題を解くようにしましょう。

公認心理師のテキストについては【推奨】公認心理師のテキストでおススメを紹介【現役講師が解説】で解説しています。

例えば、公認心理師法を勉強したら「公認心理師試験 これ1冊で! 最後の肢別ドリル 改訂版」を解くという感じです。

勉強した知識を本当に理解できているのか、どのような形で出題されるのかを知ることができます。

つまり、問題集を使ってアウトプットします。

分からないところや間違ったところを調べ知識をインプットする

問題を解いていくと、分からないところや間違った箇所が出てくると思います。

その場合、きちんと解説を読んで理解するようにしましょう。

解説を読んでも分からない部分があれば、他の本やインターネットを使って調べます。

分からないことは、調べる癖をつけると良いです。

分からないところや間違ったところをインプットしていきます。

分からないところや間違ったところを中心に正解できるまで解く

分からないところや間違ったところについては、正解できるまで何度も解きましょう。

同じ問題を何回も間違えて落ち込むかもしれません。

でもそれって誰にでもあることですよね。

再び知識をインプットしたら、時間を置いて何度でもチャレンジしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

必ず解きたい公認心理師の問題集、できれば解きたい公認心理師の問題集、そして、それらの有効な使い方を解説しました。

まとめると

必ず解きたい公認心理師の問題集

  • 公認心理師試験 これ1冊で! 最後の肢別ドリル 改訂版
  • 心理学検定一問一答問題集[A領域編]
  • 心理学検定一問一答問題集[B領域編]
  • 忙しい人のための公認心理師試験対策問題集(上巻)
  • 忙しい人のための公認心理師試験対策問題集(下巻)
  • 新・臨床心理士になるために
  • 臨床心理士資格試験問題集4

できれば解きたい公認心理師の問題集

  • これで合格! 公認心理師一問一答1091 改訂版

公認心理師の問題集の有効な使い方

  • テキストで勉強した直後にその分野の問題を解く
  • 分からないところや間違ったところを調べ知識をインプットする
  • 分からないところや間違ったところを中心に正解できるまで解く

1冊で全てが揃っている問題集はないので、必要に応じて問題集を選びましょう。

【推奨】公認心理師のテキストでおススメを紹介【現役講師が解説】

【推奨】公認心理師のテキストでおススメを紹介【現役講師が解説】

公認心理師のテキストについておススメを知りたい人も多いのではないでしょうか?

たくさんのテキストが販売されているので、どれを買えば良いのか迷いますよね。

この記事を読むことでおススメできる公認心理師のテキスト、そして、テキストの有効な使い方が分かります。

必ず読みたい公認心理師のテキスト

公認心理師のテキストとして必ず読みたい本

私は、公認心理師試験対策講座を運営しています。

公認心理師試験対策講座で実際に受講生におススメしているテキストを紹介します。

まずは、必ず読みたい公認心理師のテキストです。

心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト

2020年2月に販売されたテキストです。

そのため、過去の公認心理試験を分析して作成されていると思われます。

他のテキストは、ブループリントのキーワードについて書かれているものが多いです。

もちろん、試験対策としてブループリントのキーワードを抑えることはとても重要です。

しかし、実際の試験ではキーワードについて深く突っ込んだり、キーワードを少しズラしたような問題も多いです。

この本は、そのようなキーワードの周辺まで網羅しているテキストです。

また、重要キーワードが赤文字で記載されているため、赤シートで隠して覚えることができます。

他の公認心理師のテキストとは一線を画していておススメです。

現任者講習会テキスト[改訂版]

現任者講習会テキストについては、現任者(Gルート)の人が受講する現任者講習会で使用されるテキストです。

現任者講習会の詳細については【必須】現任者は公認心理師現任者講習会の受講が必須という話で解説しています。

発売当時、現任者講習会テキストは公認心理師法など公認心理師のオリジナル部分が解説された唯一の参考書でした。

現任者講習会を受講しない人を含め、誰でも購入することができます。

現任者講習会テキストの詳細については【納得】公認心理師現任者講習会テキストはこう使うべしで解説しています。

正直に言って、現任者講習会テキストだけでは試験対策として不十分です。

ただし、現任者講習会テキストに記載されているキーワードについて調べることで試験対策をすることができます。

このことについては、後ほど解説します。

現任者講習会を受講する人は、現任者講習会で必要になりますので早めに購入することをおススメします。

できれば読みたい公認心理師のテキスト

公認心理師のテキストとしてできれば読みたい本

次は、できれば読みたい公認心理師のテキストです。

心理学検定基本キーワード[改訂版]

こちらの本は、心理学検定という検定試験のテキストです。

心理学検定は、心理学部や心理学科の所属や卒業に関係なく、希望するすべての人に受検資格があります。

試験は、心理学の10科目(A領域5、B領域5)について行われます。

A領域は、次の通りです。

  • 原理・研究法・歴史
  • 学習・認知・知覚
  • 発達・教育
  • 社会・感情・性格
  • 臨床・障害

B領域は、次の通りです。

  • 神経・生理
  • 統計・測定・評価
  • 産業・組織
  • 健康・福祉
  • 犯罪・非行

A領域の5科目、B領域の5科目の10科目すべてに合格すると「特1級」が、A領域の4科目を含む合計6科目に合格すると「心理学検定1級」が、A領域の2科目を含む合計3科目に合格すると「心理学検定2級」が取得できます。

そして、この本は心理学検定のテキストです。

10科目の内容を見れば分かるように、心理学全般についてかなり幅広く書かれています。

正直、ここまで知っておく必要があるのかなと思うことまで書いてあります(^^;

ただ、この本を完璧に理解して覚えることができれば公認心理師試験の合格はかなり近いような気もします。

心理学 新版 (New Liberal Arts Selection)

この本は、大学院受験などで定評のある本です。

全ページ数が約700ページあり、かなり読み応えがあります^^;

この本の特徴は、心理学の試験対策本ではないところです。

どういうことかと言いますと、試験対策本は試験に重要なところを扱うため、どうしても内容が浅くなってしまいます。

この本は、そのような試験対策本とは対極にあるような本で心理学の1つ1つの内容についてかなり詳しく書かれています。

公認心理師試験ではかなり突っ込んだ問題も出題されるため、役立つと思います。

心理学 第5版補訂版

この本も大学院入試で定評のある本です。

今までに何度も改定され、売れ続けている本です。

2020年7月22日現在の最新版は第5版補訂版です。

この本の特徴も、心理学の試験対策本ではないところです。

試験対策本のように効率良くまとまっているというよりも、心理学の内容についてかなり詳しく書かれた本でおススメです。

公認心理師のテキストの有効な使い方

公認心理師のテキストの有効な使い方

ここでは公認心理師のテキストの有効な使い方を解説します。

とりあえず一通り読んでみる

まず最初にとりあえず読んでみることをおススメします。

特に大学や大学院レベルの心理学の勉強をするのがはじめての人は、一通り読んでみましょう。

この時の目的は、とりあえず一通り読んで心理学の用語に慣れたり、全体像を掴むことです。

一方、臨床心理士など大学や大学院レベルの心理学の勉強がはじめてではない人は、ここは飛ばして構いません。

分からないところは調べながら知識をインプットする

一通り読み終わったら、本を読むスケジュールを考えましょう。

例えば1日何ページ読むとか、1日1章を読むとかですね。

そして、2回目は覚えることを意識して読みましょう。

この時、ノートにまとめたり、紙に書いたりして自分なりの勉強スタイルで勉強していきましょう。

そして、分からない用語が出てきたら他の本やインターネットを使って調べて知らない用語が無いようにしましょう。

もちろん、あまり覚えることができない分野や苦手分野に特化して勉強したりすることもできます。

勉強した分野を問題集や過去問でアウトプットする

ここは正直テキストではないのですが、テキストとセットで考えてほしいのであえて書きました。

それは、テキストで勉強した分野を問題集や過去問で解くことです。

せっかくテキストでインプットしたので、問題集や過去問でアウトプットしましょう。

テキストで読んだ分野がどのように問題集や過去問で出題されているのかを知ることができますし、自分がどの程度問題を解くことができるかを知ることもできます。

公認心理師の問題集については【推奨】公認心理師の問題集でおススメを紹介【現役講師が解説】で解説しています。

公認心理師の過去問解説書については【2020年】公認心理師の過去問解説書はこれを買えばOKで解説しています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

公認心理師のテキストとして必ず読みたい本、できれば読みたい本、そして、それらの本の有効な使い方を解説しました。

まとめると

必ず読みたい公認心理師のテキスト

  • 心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト
  • 現任者講習会テキスト[改訂版]

できれば読みたい公認心理師のテキスト

  • 心理学検定基本キーワード[改訂版]
  • 心理学 新版(New Liberal Arts Selection)
  • 心理学 第5版補訂版

公認心理師のテキストの有効な使い方

  • とりあえず一通り読んでみる
  • 分からないところは調べながら知識をインプットする
  • 勉強した分野を問題集や過去問でアウトプットする

自分が使いやすいテキストを使って、効率よく勉強してください。