【納得】公認心理師現任者講習会テキストはこう使うべし

【納得】公認心理師現任者講習会テキストはこう使うべし

公認心理師現任者講習会テキストをどういう風に使えば良いのか迷っていませんか?

はっきり言って、このテキストだけでは試験対策として全く足りないです。

ただ、有効な使い方はあります。

この記事を読むことで公認心理師現任者講習会テキストの内容、有効な使い方が分かります。

公認心理師現任者講習会テキストの内容

公認心理師現任者講習会テキストの内容

下記は、はじめて公認心理師現任者講習会テキストをパラパラとめくって見た時の感想です。

現任者講習会テキストは、現任者講習会で使用するテキストです。

つまり、読者が臨床経験5年以上の現任者を想定して作られているため、すでに理解していることを再確認するような位置づけの本だと思っています。

2018年発売以降、2019年版、改訂版が発売されていますが内容はあまり変わっていません。

公認心理師現任者講習会テキストの内容について、解説します。

Ⅰ公認心理師の職責

Ⅰ章は、公認心理師の職責について書かれています。

公認心理師法の各条文、多職種連携、インフォームド・コンセント、心理職のコンピテンシー、スーパービジョンなどについての概要が書かれています。

この部分についてはそのまま試験でも役立ちそうな気もしますが、内容としては不足しています。

Ⅱ関係行政論

Ⅱ章は、関係行政論について書かれています。

この本の中で最もボリュームがあり、公認心理師の活躍が期待される「保健医療」「福祉」「教育」「司法・犯罪」「産業・労働」の5分野について書かれています。

内容としましては、5分野の法律や制度の概要が書かれています。

ただし、あくまで概要です。

Ⅲ精神医学を含む医学

Ⅲ章は、精神医学を含む医学について書かれています。

この章も、やはり概要レベルの説明になっています。

例えば、限局性学習症についての説明が2行しかなく、治療法として感覚統合療法の記述もありません。

限局性学習症については、「Ⅴ基礎心理学」でも出てきますが、そこでも説明は3行で感覚統合療法の記述などはありません。

また、向精神薬の名称や副作用についてはかなりの量が記述されています。

Ⅳ心理的アセスメントと支援

Ⅳ章は、心理的アセスメントと支援について書かれています。

この章についても、やはり概要レベルの説明になっています。

例えば、心理療法の代表的な諸学派としていろいろな心理療法の名称は出てきますが、それぞれの内容について詳しく説明していません。

他にも、ロジャースの中核三条件である「無条件の肯定的尊重」、「共感的理解」、「自己一致」という用語は出てきますが、それぞれの説明などはありません。

Ⅴ基礎心理学

基礎心理学は現任者講習会では扱わないようですが、現任者講習会テキストには記載されています。

現任者講習会で扱わないからと言って、公認心理師試験でも基礎心理学については出題されますし載せないわけにはいかないといったところでしょうか^^;

この章についても、内容は概要レベルに留まっています。

例えば、記憶については認知の章で解説していますが、系列位置効果が説明されていません。

系列位置効果の説明がないので、初頭効果や親近効果の説明もありません。

他にも、言語については言語相対性仮説(サピア・ウォーフ仮説)の説明もありません。

公認心理師現任者講習会テキストの有効な使い方

公認心理師現任者講習会テキストの有効な使い方

次に、公認心理師現任者講習会テキストの使い方についてです。

先程話したように、正直このテキストだけでは試験に太刀打ちできないです。

ただし、このテキストにも有効な使い方はありますので解説します。

試験の全体像を把握する

公認心理師現任者講習会テキストを読むことで公認心理師の全体像、公認心理師として知っておくべき知識が何なのかを知ることができます。

それはすなわち、公認心理師の試験の全体像になります。

なぜなら、公認心理師試験では公認心理師として備えておくべき知識やスキルを持っているかを問うからです。

なので、現任者講習会テキストは公認心理師試験の全体像を知るという意味ではとても良い本です。

そのため、現任者講習会テキストを読むときは「公認心理師としてどういうことを理解していてほしいのか?」という意識を持って読むと良いと思います。

言い換えると、「おそらく、こういうことを公認心理師として理解していてほしいのだろう」と予測しながら読むことですね。

公認心理師現任者講習会テキストに出てくる内容について他のテキストやインターネットで深める

公認心理師現任者講習会テキストだけでは、試験対策としては足りません。

同じように、現任者講習会も試験対策ではありません。

現任者講習会については【必須】現任者は公認心理師現任者講習会の受講が必須という話で解説しています。

じゃあ、現任者講習会テキストは試験対策として使えないのかというと、そんなことはありません。

例えば、現任者講習会テキストにはキーワードがたくさん出てきます。

キーワードの詳細は説明されていませんが、キーワード自体はたくさん出てきます。

そのため、各キーワードについて他のテキストや参考書やインターネットを使って理解を深めていくことで試験対策することができます。

公認心理師のテキストについては【推奨】公認心理師のテキストでおススメを紹介【現役講師が解説】で解説しています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

公認心理師現任者講習会テキストの内容、有効な使い方を説明しました。

まとめると

公認心理師現任者講習会テキストの内容

  • Ⅰ章の公認心理師の職責からⅤ章の基礎心理学までの概要を説明

公認心理師現任者講習会テキストの有効な使い方

  • 試験の全体像を把握する
  • 公認心理師現任者講習会テキストの内容について他のテキストやインターネットで深める

【決定】公認心理師試験が官報で公示されました

【決定】公認心理師試験が官報で公示されました

2019年12月23日に第3回公認心理師試験について官報で公示されました。

官報には色々な情報が記載されています。

この記事を読むことで官報とは何なのか、公認心理師試験について官報で明らかになったことが分かります。

官報とは

官報とは

まず、官報とは何なのか解説します。

官報とは国の機関紙

官報とは行政機関の休日を除いて、ほぼ毎日のように国が発行する新聞みたいなものです。

そして、官報には政府や省庁の決定事項が掲載されます。

国が一般国民に伝えたいことを周知するためのものです。

インターネット版官報もある

官報にはインターネット版官報もあります。

公認心理師試験に関する官報が公示されると、日本心理研修センターのホームページにその旨が掲載されます。

日本心理研修センターについては【最新】公認心理師の最新情報はこれだけ見ればOK【まとめてみた】で解説してます。

第3回公認心理師試験について官報で公示された内容

第2回公認心理師試験について官報で公示された内容

2019年12月23日の官報で、第3回公認心理師試験について公示がありました。

その後、2020年7月22日の官報で第3回公認心理師試験の試験日が2020年12月20日(日)に変更されました。

第3回公認心理師試験の試験日の詳細については【判明】第3回公認心理師試験の試験日が明らかになった件で解説しています。

ここから先の内容はすべて2019年12月23日の官報の内容になりますのでご注意ください。

試験日

試験日は、令和2年6月21日(日)です。

試験地

試験地は、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県の7都府県です。

試験地については、第2回公認心理師試験と変わりありません。

神奈川県在住の人は東京都、兵庫県在住の人は大阪府で受験することになりそうですね。

「ただし、試験地は事情により受験希望地とならない場合がある」との記載がありますので、注意が必要です。

出題形式

出題形式は、5肢または4肢択一を基本とする多肢選択形式です。

「基本」という点に注意が必要です。

実際に過去の公認心理師試験では、回答を1つではなく2つ選択させる問題も出題されています。

受験資格

受験資格について、官報では詳細に記載されています。

受験資格については【完全】公認心理師の受験資格8パターン全てを分かりやすく解説でも解説しています。

受験に必要な書類等

受験に必要な書類等には、全ての受験者が提出する必要がある書類等と受験区分ごとに提出する必要がある書類の2種類があります。

全ての受験者が提出する書類等は、次の通りです。

全ての受験者が提出する書類等

  1. 受験申込書
  2. 写真

受験申込書は、「施行規則様式第1により作成するとともに、これに記載する氏名は、戸籍(日本国籍を有しない者については、住民票)に記載されている文字を使用すること。」となっています。

写真は、「受験申込前6月以内に脱帽して正面から撮影した縦4.5センチメートル、横3.5センチメートルのものとし、その裏面には氏名と生年月日を記載すること。」となっています。

続いて、受験区分ごとに提出する必要がある書類等です。

区分Cの受験者が提出する書類は、次の通りです。

区分Cの受験者が提出する書類

  1. 公認心理師試験受験資格認定書の写し又は公認心理師試験受験資格認定証明書

区分D1、D2の受験者が提出する書類は、次の通りです。

区分D1、D2の受験者が提出する書類

  1. 修了証明書
  2. 科目履修証明書

区分Eの受験者が提出する書類は、次の通りです。

区分Eの受験者が提出する書類等

  1. 卒業証明書
  2. 修了証明書
  3. 科目履修証明書

区分Fの受験者が提出する書類は、次の通りです。

区分Fの受験者が提出する書類等

  1. 卒業証明書
  2. 科目履修証明書
  3. プログラム修了証明書又はプログラム修了書

区分Gの受験者が提出する書類は、次の通りです。

区分Gの受験者が提出する書類等

  1. 実務経験証明書
  2. 公認師心理師現任者講習会修了証明書又は公認心理師現任者講習会修了書

過去に公認心理師試験の受験票の交付を受けた者にあっては、当該受験票又は公認心理師試験結果通知書の提出をもって、イからカまでに掲げる書類の提出に代えることができる。」との記載がります。

※イからカまでに掲げる書類とは、受験区分ごとに提出する書類等を指します。つまり、過去に公認心理師試験の受験票の交付を受けた人は受験申込書、写真、受験票又は公認心理師試験結果通知書を提出すれば良いことになります。

受験に関する書類等の受付期間、提出場所

受験に関する書類等は、令和2年3月9日(月)から同年4月8日(水)までの間に、日本心理研修センターの指定先に簡易書留郵便にて提出(令和2年4月8日(水)の消印まで有効)となります。

受験手数料

受験手数料は、28,700円です。

日本心理研修センター所定の3連式払込用紙を用い、ゆうちょ銀行の窓口での払込みにより納付することになります。

受験票の交付

受験票は、令和2年5月29日(金)に投函され郵送により交付されます。

合格発表

合格者は、令和2年7月31日(金)午後に、日本心理研修センターにその受験番号を掲示して発表するとともに、日本心理研修センターのホームページ上に合格者の受験番号が掲載されます。

そして、合格者には公認心理師試験合格証書が令和2年7月31日(金)に投函され郵送により交付されます。

受験の申込みに必要な書類の請求

受験の手引、受験申込書、払込用紙等受験の申込みに必要な書類の請求は、日本心理研修センターのホームページに掲載された請求方法によって申し込むことになります。

その他

試験の詳細については、日本心理研修センターが発行する「受験の手引き」を参照することになります。

また、「障害のある者等については、その申請により点字問題、拡大文字問題、チェック式による解答用紙等による試験を行うほか、試験時間の延長等必要な配慮を行う。」となっています。

さらに、「受験に際し、障害がある等のため別室の設定、手話通訳者の付与等何らかの配慮を希望する者は、日本心理研修センターのホームページから申請書類をダウンロードし、受験申込書類とは別に令和2年3月9日(月)から同年4月8日(水)までの間に、日本心理研修センターの指定先に提出すること。」となっています。

試験に関する照会先

一般財団法人日本心理研修センター

〒112-0006

東京都文京区小日向4-5-16ツインヒルズ茗荷谷10階

試験案内専用電話番号:03(6912)2655

ホームページ:http://shinri-kenshu.jp/

まとめ

いかがだったでしょうか?

官報とは何なのか、そして、2019年12月23日の官報で公示された内容について解説しました。

まとめると

官報とは

  • 国の機関紙
  • インターネット版官報もある

第3回公認心理師試験について官報で公示された内容

  • 試験日:令和2年6月21日(日)
  • 試験地:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県
  • 出題形式:5肢または4肢択一を基本とする多肢選択形式
  • 受験資格:記載されている
  • 受験に必要な書類等:全ての受験者が提出する書類等と受験区分毎に提出する書類の2種類がある(詳細は本文参照)
  • 受験に関する必要な書類等の受付期間、提出場所:受験に関する書類等は令和2年3月9日(月)から令和2年4月8日(水)までの間に、日本心理研修センターの指定先に簡易書留郵便にて提出(令和2年4月8日(水)の消印まで有効)
  • 受験手数料:28,700円
  • 受験票の交付:令和2年5月29日(金)に投函され郵送により交付
  • 合格発表:合格者は令和2年7月31日(金)午後に、日本心理研修センターにその受験番号を掲示して発表するとともに、日本心理研修センターのホームページ上に合格者の受験番号が掲載される
  • 受験の申込みに必要な書類の請求:受験の手引き、受験申込書、払込用紙等受験の申込に必要な書類の請求は、日本心理研修センターのホームページに掲載された請求方法によって申し込む
  • その他:試験の詳細については、日本心理研修センターが発行する「受験の手引き」を参照
  • 試験に関する照会先:一般財団法人日本心理研修センター

今後は、受験の手引きが日本心理研修センターから発表されるのを待つことになります。

試験日や願書の受付期間が決まり、いよいよ試験が近づいてきました。

少しずつでも試験勉強をはじめましょう。